星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

「面白がる勇気」は無敵かもしれない

 

   f:id:yasura7165:20200606201216j:plain



 

こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日は、これからの時代に「面白がる」ことがキーワードになるかもしれない。そんな気づきを共有いたしましょう。

 

「経験を売る時代」から「今を面白がる時代」へ

 

今までは、「経験を売る時代」という傾向がありました。

つまり、ビジネスや人間関係において「自分の経験」を活かすということです。

 

自分の過去の出来事に基づき、それを乗り越えた経験者としてのスタンスをとる。過去の経験から、お勧めの「何か」を使命感をもって世の中に広めたい。

 

確かに「自分の経験」からの言葉や文章はリアリティがあります。

説得力もある・・・共感を呼ぶ筈です。

 

でも、それは継続するのか・・・というとそうでもないのです。

それは経験はあくまでも「過去」であり、人は「今」を生きているから。

 

***

 

経験は共感を呼ぶものです。辛い経験ならばそれを乗り越えてきたストーリーが存在します。その人となりも見えてくる。

 

でも、「経験」だけでは、共感する人を引き寄せるか、同じ経験者のコミュニティになってしまう。つまり、風通しが悪い「場」を作ることになりがちです。次第に「場」が固まってしまい身動きが取れなくて止まってしまう。

ある意味経験は「感情のコネクション」。感情の共有は人を縛りがちです。

 

「使命感」にしても、(勿論共感者はいるだろうけれど)、熱い気持ちだけでは引いてしまう人もいる筈です。人は何か行動を起こす時「トキメキ」が欲しいもの。どんな素晴らしい提案でも、強引に勧められたら「妥協」になってしまう。それでは長続きせず、関係性は挫折してしまうことになりがちです。

 

「経験」「使命感」だけでは、「成長する関係性」は難しいものです。



***

 

今までは、「経験を売る時代」でした。

多分これからも、キッカケはそこかもしれません。

 

これからの時代は、それに加え「関わる人」の在り方が付加価値として注視される。それは「面白がる」「夢中になる」という在り方です。

 

人は案外よく見ているものです。

過去の経験でストップしている人、自分の想いに固執している人よりも、

「自分が取り組んでいることを面白がっている人」と繋がりたいもの。

 

その活き活きとした在り方は、伸びていく、成長していくと感じるからです。

応援もしたくなるし、ファンにもなる。

 

クラウドファンディングとか、「その在り方に応援する傾向」は既に現れています。

 

「経験」という土台だけでは、大きな成長は望めない。

そこに「面白がる」「夢中になる」という枝葉や果実をつけてこそ、

大きな実りが収穫できる。



これはビジネスでも、人間関係でも「人の関わる育みごと」には必要なこと。

深刻になるばかりではなく、「面白がる勇気」が大切な時代だと思うのです。



今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに。