寒い日が続きますね。
こんな日は温かい飲み物や、食事に癒されます。
そして、ゆっくりお風呂に入る時間は至福の時ですよね。
お風呂は、身体を温める、リラックスだけではなく
メンタルの部分にも働きかけます。
つまり、感情の乱気流にのみ込まれそうな時、
行き詰った感があるような場合にも「入浴」は有効ということです。
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人間の心と身体は直結しています。
これはどんなにクールで冷静を装っても、身体は正直です。
心配で胃が痛いとか内臓に不調として現れることは周知の事実ですが、
常に反応しているのが「筋肉」です。
緊張する場面、ウソをつく場面、怒る場面・・・
大なり小なりストレスを感じる場面では筋肉は堅くこわばり、冷たく重くなるものです。
頭痛や肩こりはその代表選手ですが、それは身体全体にも及ぼされています。
何故なら人間の筋膜は繋がっているから。何処かの箇所がこわばっているのな
ら、他の箇所も悲鳴をあげているものです。
以前私は、ヘッドセラピストをしていた時期がありました。
時間に追われるようなビジネスマン、子供の反抗期でストレスが溜まっているお母さん・・・忙しくて、慢性的に疲れ切っている方々の「頭皮」はカチカチに堅くなっていました。当然それは頭痛とか不眠などに繋がります。
勿論、こわばった身体はマッサージとかプロの力を借りるのもひとつの手。
ただ、習慣としてセルフケアが出来れば、それに越したことはないということです。
お気に入りの入浴剤でもOKですが、メンタルが乱気流の場合は「海由来の粗塩」を手のひら一杯、日本酒をコップ半分くらい入れれば「浄化の湯」となります。もしも、自宅に神棚があれば、おさがりの「榊」を湯船にいれても。
筋肉が堅くこわばっている時は、「思考の声」が優位になっている時が殆どです。「思考の声」は時として不安を増大し、怒りなどを煽ります。
湯船に浸かりながら、こわばった筋肉を緩めていく・・・顔や頭部の筋肉も。耳を引っ張ったりすることも大切です。そうして身体全体の血流を良くしていきます。
そうして、身体が緩んでリラックスした時、潜在意識と顕在意識の境が薄くなっていきます。それはウトウト眠りに入る直前や寝起きの時と同じ状態です。
緊張した筋肉を緩めリラックスする時、
思いがけないアイデアや閃きが降りてくるものです。
ゆっくり入浴することが心地よい、今のこの時期。
毎日のお風呂タイムを「ゴールデンタイム」にバージョンアップするにも良い
時期だと思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた(^^)/