星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

蠍座新月に寄せて

 

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11月15日14時過ぎ、蠍座にて新月を迎えます。



今回の新月星図全体からも「蠍座らしい」イメージを感じます。

濃くて深くて感情的な湿度を感じるイメージ。

対外的に自分を打ち出すというより、その前段階としての

「自分は何を本当に望んでいるのか」その最終チェックを求められている

ようです。

 

新月と言えば「新月の願い」がスタンダードとなりつつありますが、

今回の蠍座新月では、顕在意識で創った小手先の「願い」は無効に

なることしょう。

 

「自分はどう在りたいのか」それをしっかり掴んでから

新月の願い」に取り組むことをお勧めします。

 

そのような願いはいつも以上に、言葉にパワーが宿り、宇宙に届き易くなるものです。

 

建前ではなく「本音が命」の蠍座新月ですから。

 

蠍座新月に寄せて

 

「自分のこれからの在り方」を宣言する時です。

 

今までの経過がどうであれ、その願望が難しいことと感じても

それを握りしめ離さないでください。

 

それは、今までの自分を否定することではありません。

過去の経験を昇華させた上で、これから生きていくチカラに変換していくこと

です。

 

この一ヶ月間は、何か行動に移す事よりも、心のベクトルの向かう先を注視することです。

 

先に進むためにも、一旦自分の内側の奥深くに潜っていく。

 

「自分の在り方」と「社会での立場」がリンクしやすい時期に年末から入ります。自分の本音と向き合うことに尽力した人には、同じような志の仲間が集まりやすいものです。きっと絶妙なタイミングでその出会いが叶うことでしょ

う。


人間関係では、肩に力が入り「自分が!」という押しの強さから敵を作ってしまう事もあるかもしれません。そして、自分の本当の姿を表に出す時は、今までの人間関係が根本からひっくり返ることもあり得ることです。

 

確かにそれは痛みが伴います。

でも、この時期には、その痛みを必要以上に恐れないで下さい。

新しい形のコミュニティは、水面下で形になりつつありますから。

 

新しいコミュニティとは、現状を憂い諦めた仲間ではなく、

同じ方向性を観ることの出来る仲間であるようです。

 

その為にも「自分の本音」を確認することは必須です。

何を望み、何を大切にするのか。全ての選択基準はそこに繋がります。

 

近い未来では、上下関係ではなく、横の繋がりが主流になります。

横の繋がりでは、意識と能力の繋がりとなることでしょう。

「自分の本音」「自分が出来ること」をしっかり掴んでおくことです。

 

本格的な流れは12月の冬至の辺りから。

今は最終的な「意志確認」に入るタイミングです。

 

最終確認が取れた人から移行期に入っていく。

そんな蠍座新月のイメージです。



                      

 

                       以上です。