今週のお題「いも」
こんにちは、晏藤滉子です。
今日は久しぶりに今週のお題「いも」について。
ちょっと雰囲気を変えていってみましょう(^^)/
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私は食いしん坊だ。
というか、食に対して執着するタイプ。
元々、嫌いなものはないけれど
好きなものはトコトン追求する。
作る方も、食べる方も・・・それはグルメという訳ではなく
その時の季節のモノや、マイブームであったりする。
だから美食家では決してない。
都合のよい解釈をすれば、自分の味覚に忠実なだけ。
それは、子供の頃から変わらない。
高校生の時、はまったモノがあった。
それは「ジャガイモのフライ」。
茹でたジャガイモにフライ衣をつけて揚げたもの。
今でいうフライドポテトではない。
文字そのまんま「ジャガイモのフライ」。
当時、母が作ったものを絶賛したのだろう。
我が家は、父がとても気難しい人で外食とかはあり得なかった。
だから、母の手料理が私の味覚の全て。
「ジャガイモのフライ」に私は夢中になった。
高校生の当時は「お弁当生活」。
ありがたいことに母がお弁当を作ってくれていた。
私は感謝しているが、母だって面倒くさい時もあっただろう。
それは大人になって分かること。今ほど冷凍食品は充実していない時代のことだから尚更だ。
だからこそ、「ジャガイモのフライ」は、
母にとっての救世主だったかもしれない。
母は毎日のお弁当に「ジャガイモのフライ」をおかずの一品として入れるようになった。
毎日、「ジャガイモのフライ」(爆)
普通だったらウンザリするだろう。想像するだけで胸やけするかもしれない。
でも、高校生の私は嬉しかった。
だって大好きな「ジャガイモのフライ」。至福のお弁当タイムだ。
お弁当は友人と2、3人で食べていたが、不思議と気づかれることはない。
フライにしてしまえば、中身の素材は「正体不明」だから(^^)/
それが、2年近く続いただろうか・・・良く飽きずに、母は作り、私は食べたものだ。
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最近、ふと思い立ち久しぶりに「ジャガイモのフライ」を作ってみた。
高校生の時と違って、大人の特権「キンキンに冷えたビール」も一緒♪
揚げたての「ジャガイモのフライ」に塩をパラパラ・・・
あんなに食べ続けたのに・・・美味しさの感動は新鮮なまま。
行儀は悪いが、キッチンでつまみ食い。
「あの頃と一緒・・・」
でも、決定的な違いが一つだけあった。
それは、「美味しいけど、ダイエットの大敵だな」と自戒したこと。
糖質・油・ビールのトリプルキラー。
こんなことを考えるなんて・・・・私も年齢を重ねた証拠だなと感じた。
今日も読んで下さってありがとうございます! それではまた♪