星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

心のシールドが脆くなる時

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日は「心のシールド」について共有いたしましょう。

 

シールドとは、自分の心を守る「盾」のこと。

このブログで取り上げている「人との境界線」とちょっとニュアンスが違います。

 

境界線とは、人間関係で自分と相手との間に引くライン。

そのラインの太さなどは人それぞれですが、「心地よい境界線」には個性が現れます。

 

とにかく相手の心の中に入りたい人、一定の距離を置きたい人、マウントしたい人など、善悪ではなくその人なりの「心地よい境界線」が存在します。価値観の影響も大きいものです。

 

人間関係のトラブルは、殆ど「境界線問題」かもしれません。

 

いつものことに心が揺れる

 

境界線を前提とした「心のシールド」というものがあります。

 

境界線は個人差があり、自分の思い通りにはいかないものです。

同時に相手の思い通りになることも良い関係には繋がりません。

せめて、相手との距離感を調整するくらい。自分が心地よいラインまでのソーシャルディスタンスです。

 

そうは言っても、「ちょっとな・・・」と感じる人とも正直付き合わなければならない時があります。仕事関連や家族など距離を取れない人だっているのです。

 

相手はいつものように境界線を介して攻撃してきます。

でも、心のシールドが強く、厚く貴方を守るならば、ダメージはやり過ごせる程度。

 

「NO!」と相手に伝えることも、心の中で呟くことも出来るし、

攻撃に翻弄されても時間が経てば持ち直す事が容易です。

 

「あの人はそういう人だからな・・・」と存在を一先ず横に置いて、

戦いを休戦させることもできるのです。



ただ、「心のシールド」の状態は自分のコンディションと密接に繋がっています。

 

体調が良く、過度な不摂生もなく、メンタルも安定しているならば「心のシールド」は、貴方の盾として守ってくれるものです。相手の言動をやり過ごすことも平気です。

 

でも、いつもだったら軽く受け流すようなことなのに、全部受け止めてしまう。見事に相手に翻弄されて、凹んだり、怒ったり、なかなか復活できない。

 

そういう時は「心のシールド」が薄くなって、脆くなっているものです。

 

いつもと調子が違う・・・それが続くと自信喪失になってきます。

 

いままで何とか上手くやってきたのに、どうしたんだろう

相手はいつもの調子だから自分が悪いのか?未熟なのか?と自分責めをしてしまう。

 

自分を守るものが心もとなくなってしまうと・・・神経過敏になり不安は拡大します。

 

心のシールドが薄くなる原因は、疲れや睡眠不足、緊張が続いていたりするものです。休みなしに働き、燃え尽きてしまう。女性ならホルモンの増減。大きな心理的ショック。月の満ち欠け。季節の変わり目・・・。シールドの弱点はその人なりに思い当たる所があるかもしれません。

 

そして、対応策としては・・・

これは一過性のもであると自覚することが一番。シールドが脆くなっていると「一生続くのか」とまで思い込みがち。あくまでも、一時の事です。

 

調子が整えばシールドは自然と強くなり、貴方を守ります。

そして、「この状態の場合、自分は弱い」というパターンを見つけたのなら、

予防も可能です。身体や心が悲鳴をあげる前に対処してシールドの手入れをしていく訳です。

 

相手の言動を、ダイレクトに受け止め、翻弄され心が折れてしまう。

それは苦しいものです。

 

貴方が悪い訳ではない。シールドが脆くなっただけと自覚するだけでも違う。

心身の不調は原因が分かれば、苦しさの軽減になると思うのです。



今日も読んで下さってありがとうございます。  ご参考までに(^^)/