星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

時の星読み「天王星逆行あれこれ」

今週のお題「怖い話」

 

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

今夜、22時過ぎ現行の天王星が逆行します。

 

逆行といっても、実際に“回れ右!”する訳ではありません。

あくまでも地球からの見え方がそう見えるだけ。

ただ、トラブルなどを連想して「怖い」と感じるかたも多いようです。

 

逆行自体特別な事ではないのですが、今月は5天体(時代性及び社会的影響力

のある星)が逆行揃い踏みという状態です。つまりラスボス登場で物事を根底

からひっくり返そうとする意気込みを星図から感じます。

 

「上っ面の帳尻合わせなんて無理ぜよ!」 凄んでいるイメージですね(*_*;

 

天王星逆行について

 

この夏から始まった逆行揃い踏み。

これは晩秋頃まで続きます。でも天王星は2021年1月半ばまで逆行が続きます。

 

逆行の意図は「やり残したことの清算」です。最終チェックでもある。

特に時代と社会が関わる星はその傾向がみられます。

 

逆行している間は、その星の特質に合わせたテーマの最終チェックしていきます。

 

木星は国際的な規模の物事、法律、理想

土星は、現実的決断、責任、審判、政府、行政、法人

天王星は自由独立、革命、ネットワーク、メディア、国民ビジョン

海王星は平等意識、創造性、福祉環境、慈善団体

冥王星は粛清と再生、支配、国家財源、税制

 

このようなテーマにスポットライトが当たり根本的な見直しが行われる。

 

そして今夜、天王星は牡牛座において逆行に入ります。

 

これが意味することは、

「個人」「社会」の所有物、つまり資産の価値観に大きな変化があるという事

です。これは、物理的な資産だけではなく、個人的能力、受け継ぐべき有形無

形資産も含まれます。今まで、これを押さえていれば安泰といった価値基準が

揺らぐ傾向。今までのステイタスが通用しなくなる。

 

牡牛座は改革を手早く済ませようとはしない特質を持っています。

粘り強く納得いくまでトコトン追求していきます。

 

時期的なことでは、4月末から始まった「何か」に最終チェックが入ることでしょう。これは個人や社会其々に違うでしょうが、その「何か」にスポットライトが当たって根本的に見直しされる。

 

*************

 

怖がる必要はありません。

 

この時期の大切なことはひとつ。

「今までの在り方に執着しないこと。柔軟にしなやかに順応していくこと」

変わる事こそ当たり前という意識を持つこと。

 

大きな変化の渦中では、誰でも不安になり社会はカオスになります。

「元に戻りたい」ばかりでは正直難しいものです。

「この波に上手くのるために」知恵と勇気を振り絞り、創造していく流れに

既に入っているのです

 

社会規模の変化は不幸の象徴ではありません。

確かに混乱期では、絶望する人も多いことでしょう。

 

でも、総じて時代性に相応しい「進化」の過程で起こる出来事です。

 

「中途半端では済ませられない」 

逆行揃い踏みの星から、そのようなメッセージを受け取りました。


                        

                         以上です。