今週のお題「怖い話」
こんにちは、今日は今週のお題「怖い話」より。
独り言ですので悪しからず(^^)
怖い話・・・正に夏の風物詩ですよね。
私自身「怖い時」というのは実は礼服に袖を通す時です。
礼服=喪服でもあるので、怖い雰囲気はあるのですが、
この場合に関しては現実的な恐怖だったりします。
礼服って、大人の方ならわかるでしょうが、定期的に着るものではありません。ほとんどが急なお悔やみだったり、法事だったりするのです。
そもそもお悔やみ事の場合「用意」は忌み嫌われる行為です。
だから、就職した時とか、婚礼の支度として、生活が変わる時に用意したりし
ます。そしてクローゼットの中に着る宛もなくしまわれるもの。
だから、環境によっては何年も着ない事はザラかもしれません。
だから、私は怖いのです。
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中年以降になると男女問わず体形が変わっていくものです。
切羽詰まった状況の中で、数年ぶりに取りだした礼服に袖を通す時、
「何とか入った・・・」と実感するまでのスリルといったら。
分かる方には理解していただけると思います。
礼服って残酷です。体重計の数値より現実を突きつけてくる。
「ほーら、こんなになっちゃって・・・自己鍛錬してる?」
「ファスナーがもう無理って悲鳴上げてるよー」そんな時の礼服は雄弁です。
こういう時、着物だったら身体に合わせて着付けすれば済む事。
でも洋服はストレートに現実を突いてくる。まるで、日本人と外国人の気質的
なものにも通じるかのようだ。
もしも、最悪入らなかった場合には、ダッシュでお店に買いに走るか、レンタルするのか迅速に対処しなくてはいけません。それはそれで時間に追われスリルです。
そして、次に買う時はデザインよりも「ゆとりのあるサイズで」と大人の学習していくのですよね。
今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた♪