星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

アクセルとブレーキ問題

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

今回は「アクセルとブレーキ問題について」シェアいたしましょう。

当ブログのことですから、勿論「心のカラクリ」に関してのテーマです。

 

今のこの時期、現実社会を見ても、この問題は大きくなっているようです。

「生活の自粛か経済の循環か」の賛否両論のせめぎ合い。

 

世論の声や、社会の力関係がモノを言うのでしょうが、

これもある意味アクセルとブレーキです。攻めるか守るかですね。

 

多くの人を巻き込む問題では、個人の価値観に基づく行動がネック。

「どう行動するのか」あくまでも決めるのは自分です。

 

心の内側でおこる「アクセルとブレーキ問題」とは

 

個人の心の中で「アクセルとブレーキ問題」は二つパターンが考えられます。

 

①アクセルとブレーキを交互に踏む

②アクセルとブレーキを同時に踏む

 

交互と同時・・・これは似て大きく非なるもの。

 

①交互に踏むことは、ノーマルな行動。

目的を決め行動に移します。でも途中で迷ったり葛藤で悩んだり、ブレーキを踏んで速度を落とすことも。時には立ち止まってナビを再設定したりプラン変更したり、ある意味人間らしい行動。

 

②同時に踏み込むことは、危険な行動。

運転する方は分かるでしょうが、車だったら壊れるかも。でも人間の場合、結構多くの人が無意識にしていること。目的地に向かってアクセルを踏み込むと同時に「其処へ行く必要はない!」とブレーキを踏む。このブレーキは、今までの人生の経験から生まれた自分のサブキャラのようなものです。

「進みたい自分」と「止めたい自分」が同時に行動を起こすのです。

 

「アクセルとブレーキ」を全力で同時に踏み込む時、軋轢を起こします。

このパターンを持つ人は、ちゃぶ台をひっくり返す傾向になりがち。生きていく上で、大きな方向転換や人間関係の断捨離するパターンに陥りやすい。もしくは心やカラダが壊れてしまうことも。

 

動けもしないし、苦しいだけ。だからこそ心身の傷になってしまう。

 

アクセルとブレーキを適切に活用するために

 

このタイプの人は、「練習」が必要です。

 

同時に踏み込みがちな人は、お互いを否定しています。

アクセルはブレーキを否定して、ブレーキはアクセルを否定する。

意味不明な否定合戦ですが、これは別キャラ同士のせめぎ合いです。

 

その場合の「練習」は、どちらも「許可」すること。

アクセルの意見とブレーキの意見を確認し、どちらの声にも「それもアリ」と許可をする。あくまで否定をしない事がポイントです。

 

前に進んでもよい。止まっても良い。じゃあ、今自分はどちらにしたいのか。

 

どちらにも許可を与え、その上で選択する。

この手順は心のカラクリを利用した「練習」です。

 

一見、言葉遊びのようですが「アクセルとブレーキ同時踏み」が習慣になっているタイプにはとても有効。正直時間は掛かるのは難点ですが・・・。

 

副作用はないし、やってみる価値はあると思います。

 

実はこの「練習ワーク」過去に私自身が続けていたこと。

リハビリのように暫く続けていました。最初の頃は半信半疑。

 

でも3ヶ月頃から行動自体がスムーズに運ぶように。

心の中のダメ出しが減っている・・・そんなイメージです。

 

リハビリの為のワークは結構地味なものです。

一見緩そうなワークでも、積み重なれば大きな成果に繋がっていくもの。

 

ラクに緩く生きるコツとして。 どうぞご参考までに(^^)/