こんにちは、晏藤滉子です。
最近、TVドラマの再放送を流す傾向が見られますよね。
新しいドラマの収録が出来ない為ですが、
一挙に再放送見られる機会はそうありません。
私自身、今この時期のニュース番組は観たいと思わないのですが、
過去ドラマは意外と楽しく観ています。
今再放送されているドラマは当時評価が高かったものが殆どです。
当時私も観ていたものが多く、いわば再視聴。
そこで、気づいたことですが・・・・
胸が熱くなるシーン、涙が自然とこぼれるシーンなど
反応するシーンは同じということ。
当たり前のことながら、感動ポイントが数年経ってもまるっと同じなのです。
胸が熱くなる、涙がこぼれるなどの反応は、一般的な“感動”とも違います。
そもそも、ドラマを一緒に見ていても反応するシーンは人それぞれです。
たとえ脚本家が「ここは泣かせたい!」と意図したとしても、そうはいかない事も多いもの。
その違いは、心の中にあります。潜在領域ですね。
スカッとするシーンというものは“願望”であることが殆どです。
数年経っても記憶に残るシーンは、個人によって違うもの。
その人にとって心の琴線に触れる時、その人なりの反応が起こる為です。
心の琴線とは、未消化で奥底に沈められた感情(悲しみ、怒り、寂しさ、無念さなど)。経験によって違うものです。
そして機会さえあれば、未消化の感情は何度も再生されます。
だから、同じシーンで自然と涙がでたり、悲しみが湧いてくるのです。
最近のドラマの再放送で、「そういえば同じところで号涙してたな」と
改めて再確認しました。
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そうは言っても、未消化の感情は決して悪者ではありません。
それが全くない人なんていないし、人間らしくない。
それがあるから、他者に対しても思いやりを持てるし
感情も共有できるもの。
反応するドラマのワンシーンを通して、
「私を忘れないでね」と感情が主張しているに過ぎないのです。
ただ、反応して感動するシーンを見つけたら、
是非ともドップリその感情に浸ってみてくださいね。
それが自分を癒す事に繋がると思うのです。
今日も読んでくださってありがとうございます。それでは、また(^^)/