こんにちは、晏藤滉子です。
今回は「気分転換」というお題から。
「気分転換」というと自分にとって楽しいこと、夢中になることが
一般的な概念かもしれません。
確かに、私自身も「楽しいこと」から気分が上がることはよくあります。
でも、最近その真逆もまた「気分転換」に繋がるという事に気づきました。
それは、とても苦手な事をして気分転換するということ。
楽しい気分転換は、ある意味癒し、
苦手行為の気分転換は、高揚感に繋がるイメージです。
結構、面白い小ネタではありますが、ご参考までにシェアいたしますね。
苦手行為の気分転換はインパクト強し
苦手な事で気分転換すると高揚感に繋がる。
この小さな気づきは、自身の経験がきっかけでした。
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先日、とても気分の良い日がありました。ご機嫌な状態です。
その理由は、気になっていたエアコンの掃除に手を付けたことから。
本格的な暑さになる前に・・・と思いながら、ずっと先延ばしにしていた次第。
それは、エアコン掃除とか、電球の交換とか
私は"脚立を使う作業”がどうしても苦手。
足元の不確かな場所に立つのが怖い「高所恐怖症」が原因。
その手の作業をするのは覚悟が必要なくらい苦手なことです。
ホント恐々・・・(-"-)慎重に動くから時間も掛かる。
でも、数時間格闘して無事任務を完了した時、達成感と充実感でハイテンションに(^^) 「よくやった、自分!」です。
そして、それは数日間続いたのです。
それだけ先延ばしにストレスを感じていたのでしょうね。
結果的には効果的な気分転換となったのです。
苦手行為と負の感情は繋がっている
なぜ苦手行為の気分転換はインパクトが強いのか?
好きなことによる気分転換は「楽しい時間」、陽の感情とリンク。
苦手行為は「避けたい。見たくない」、負の感情とリンクしています。
(ここからは脳内イメージしていただきたいのですが・・・・)
心のカラクリでは、陽の感情はすーっと心の中に入っていき昇華します。
反対に負の感情は心の中を通り抜けることが出来ず、その入り口で未消化のままじっと在留している。そんなイメージです。
ある意味、負の感情は昇華できなくて拗ねている「かまってちゃん」です。
かまってちゃん的な負の感情は、褒められたい受け入れられたいと密かに望んでいるのです。でも無視され続けている。
だからこそ、「苦手行為を敢えてする」は負の感情の大喜びに繋がっている。
だから達成感もあるし、充実感もある。「よくやった!自分」となるのです。
苦手行為に手を付ける事は、負の感情に触れるということ。
そこで「よくやった!自分」という陽の感情に変換することは
自分の内面で"陰と陽の統合”をしているという事です。
負の感情に光を当てることによるご機嫌な感情は、褒められたい
受け入れられたい「かまってちゃん」の歓喜の声なのです。
だからこそインパクトも強いのです。
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自分を癒すための気分転換と、自分を鼓舞するための気分転換
これは使い分けると面白いツールになると思います。
普段、先延ばしにしてきたことや苦手な行為。
それを敢えてすることで、自己肯定感も高まるし達成感もアップする。
癒すのか、奮い立たせるのか
TPOによって気分転換の仕方変えてみると、
生活のメリハリもまた違ってくるのかもしれませんね(^^)/
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)