星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

「当たり前」と「ステイタス」が崩壊する時

 

 

こんにちは、晏藤滉子です。

 

今回は、最近の自粛生活に絡めての気づきをシェアいたしましょう。

 

流行り病の破壊力は強い

 

今回の自粛生活の発端は新型コロナという流行り病です。

 

全世界はそれに怯え振り回されそして疲弊しています。

確かに脅威です。だから、私自身も出来る限りの自粛活動に励んでいます。

 

でも、思うのです。

 

この流行り病による自粛生活の為、今までの当たり前やステイタスなど

見事に吹っ飛んでいるということ。

 

その影響力は、生活も含め根こそぎ吹っ飛んでいます。

 

今までの当たり前、ステイタスのキーワードは

 

仕事を家に持ち込まない

24時間企業戦士

オンとオフの切り替えは大人のけじめ

朝活に励む

海外バカンスで気晴らし

春になったらオシャレする

イクメン・・・等々

 

そんな日常生活の当たり前がたったの数か月なのに・・・

今では遠い昔のような気がします。

 

仕事と家庭の境界線が曖昧になり

オンとオフなんてよほど自制心がないと区切れない。

朝活の定義なんて通勤が境界線になっていたから成り立つこと

 

海外どころか国内の移動も今は無理

春になってもマスクしてるからアイメイクのみで十分。

素敵な春服買う気も起らない。

イクメンなんて当然でしょ。在宅ワークの隣の部屋で子供が泣いている。

 

流行り病の破壊力はすさまじいと感じてしまうのです。

 

世界が根こそぎ変わる時カオスになる

 

今までの当たり前やステイタスを「建前」にしてきた人にとって、

現在は相当カオスな状態だと思います。

 

今までのマニュアルが通用しない世界に入っているのですから。

どう動いて良いのか、何を守ったら良いのか分からなくなる。

 

だから、自粛生活で苛立ったり家族に対しての不満も出てくる。

今までの「建前」がもう崩れてしまったのだから逃げ込む余地が

どこにもない。

 

先が分からないという事は「正解」はまだ見えないという事です。

でも、人は不安定になると「確かな何か」にすがりたくなるもの。

 

宗教だったり、占いだったり、「何かを断言してくれる人」を望んだり

するものです。自分が不安定だと隙だらけですから。マインドコントロール

されやすい。

 

だから、このような時期には「巧みに誘導してくる人物」には用心だったり

するのです。

 

何故ここまで全てがひっくり返されるのか

 

カオスな現状の意図とは後になって分かる筈です。

というと身も蓋もないようですが、確かに事実。

 

そうは言ってもハッキリしている事は、「大きく世界の基準」が変わる時

ということ。今での「生きることの概念」が根こそぎ崩れることは歴史でも

検証済みです。

 

フランス革命産業革命、世界大戦・・・

 

世界のうねりが変わる時、従来の概念が根こそぎ淘汰されてしまうことは

歴史が証明しています。

 

だから、何処を目指すのか今は不透明でも、何処かに行こうとしている

世界のうねりは確かだと思うのです。

 

数十年後の教科書に(それもあるかどうかは不明)「流行り病を切っ掛けに

世界は今に至る流れとなった」と記されるのかもしれません。

 

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結局、未来が分からないことが「一番怖いこと」だったりするものです。

 

でも、ここまで分かり易い形で私達にアピールしてくるのは

「不要な当たり前やステイタスにしがみつくな」というサインなのだと

思うのです。しがみつくこと、執着することは一番リスクが高いことかも

しれません。

 

そのサインをカオスながらも受け止めること。

決して今は受難だけではない事。

それに気づくことが大事なのだと思うのです。

 

そこに気づけば…自粛生活の正体が分かれば…毎日の視点も変わる

のではないでしょうか。




今日も読んで下さってありがとうございます。ご参考までに(^^)