星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

自粛の世界 "分断と繋がり”

 

こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日、緊急事態宣言が発令されました。

海外のロックダウンとは緊張度合いは緩やな印象ですね。

 

でも、該当地域に関わらず痛みは等しく感じます。

 

特に日本人は共感性が高い民族と感じています。

だから、自然災害で被害のニュースを見るたびに

自分の身に、家族の身に起こったかのように共感する人が多い傾向が。

 

それが日本人のDNAなのかもしれません。

 

今回の感染症に関しては、地球上のすべての人が「我が身に起こったこと」

決して他人事なんかではありません。

 

だから、「何か自分に出来ることは?」「少しでも手助けしたい」と

思っている人にとっては、「自分は何もできない」と無力感に苛まれて

いると感じます。

 

運命なのか、宇宙の采配なのか、何の意図でこうなったのか

捉え方は人それぞれです。

 

そうは言っても世界の状態や流れをみていくと、

否応なしに自分の世界と向き合う事、創造する事を求められているようです。

 

ある意味それは「今此処を天国にすること」なのかもしれません。

 

分断と絆

 

感染症というものは、人との関係を切ることが防衛策です。

 

世界中の人々は、洩れなく「分離」を余儀なくされてきたのです。

多分収束するまでこれからも。

 

疑心暗鬼、暗闇に陥る人も当然いるでしょう。

揺れ動くことだって当たり前です。

 

ただ、「分離」を受け止めた人は、

本能レベルで求める「何か」があるようです。

 

それは「繋がり」を本能で求めること。

 

コミュニケーション下手であっても、おひとり様大好きであっても

本能で「人と繋がりたい」と思うこと。

 

これは、自粛期間に大かれ少なかれ感じた方も多いようです。

 

「繋がりたいという本能」は“愛”なのかもしれません。

 

私自身、「愛」は滅多に言葉に乗せません。

何だか実体のないお花畑のように感じてしまうから。

 

でも、世界中の人々が同じように自粛している時に

「繋がりたい!」という心の叫びは、確かに“愛”だと思うのです。

 

キレイごとではなく、人間の“性”としての愛。

 

繋がりたい、でも今は繋がれない状態。

 

そうは言っても「他者と繋がりたい」というエネルギーは

「自分」に対しても等しく使えるものです。

 

潜在意識は、一人称だから。

人に対する熱い思いを自分に向けることができるのです。

 

「人と繋がりたい」を「自分と繋がる事」に変換させること。

これが、この時期の私達のノルマなのかもしれません。

 

自分と繋がる。

その為に「今ここを天国にすること」に意識を向けることが大切です。

 

今、自分が持っているものや環境の中で、

“自分にとっての天国”を築くこと。

 

ある意味それは巣作りであり、世界の創造です。

その過程を否応なしに突きつけられている「自粛の世界」

 

自分の内面と「繋がりたい!」と思う事が

他者と繋がることとリンクしていくのです。

 

だからこそ、今この時期の「自粛の世界」が必ずしも不運100%と

捉えないで。そのような過ごし方では勿体ないと感じるのです。

 

今ここを天国にすること。

 

その術を身に付けることが貴方自身を強くするのだと思います。




今日も読んで下さってありがとう♪  それではまた(^^)