星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

青虫は葉っぱ、蝶は蜜でしか生きられない

 

 こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日は、ある人との会話の中での一コマ。

あまりにも印象深い言葉なので忘備録としてシェアいたしますね。

 

今、人間関係や自分の居場所に関して「思案中」の方には

深い言葉だと思います。



脱皮パターンと変態パターン

 

個人としての進化の形として

 

脱皮パターン→同じ形態で意識の進化をする人

変態パターン→環境、在り方も含め変容一本勝負で進化する人

 

ざっくり分けるとこんな感じ。

 

どちらにしても、当人の意識の変化は必須。

環境や人間関係の変化は副産物でしかありません。

 

でも、その副産物が当人にとっては重要だし

それを手放すことは抵抗も勇気もいる事です。

 

それが怖くて、変化が不安で「安心安全のシェルター」に

逃げ込む人も多いものです。

 

でも、「天の采配」は時として残酷で

安心安全のシェルターに引きこもっている自分を

引きずり出すような出来事を起こします。

 

「神様はいじわるだ」と悪態をつきたくもなりますが、

全ては「本来の自分の姿」を取り戻すための

チャンスなのかもしれません。

 

青虫は葉っぱを、蝶は蜜しか食せない

 

変態パターンを例にとりますね。

 

青虫は青虫として生きています。

食べるものはキャベツや葉っぱ。

それをお腹いっぱい食べる事が幸せであり成長の糧。

それが青虫の幸せです。



そんな青虫はサナギになり蝶になります。

蝶は花の蜜を糧にして生きていきます。

花から花へ蜜を追う生活。それが蝶の幸せです。

 

青虫は葉っぱで生きているし、蝶は蜜で生きている。

つまり、青虫は蜜では死んでしまうし、蝶は葉っぱでは死んでしまう。

 

人間の進化、変容も同じこと。

 

意識の変容が起こった時

周囲の環境や、人間関係に違和感を覚えます。

 

違和感をそのままにすると息苦しさを感じます。

サイズの合わない服を着ているような不具合な感覚。

 

「居心地が悪い・・・」

 

そこから脱皮モードに入ろうが、変態モードに入ろうが

一旦「今までのやり方の死」を迎えます。

 

それは時として強制終了かもしれないし

自らのブレイクスル―かもしれない

 

でも「今までの自分の死」を少なからず体験するものです。

 

その後迎えるものは、再生した自分として最適な「次の世界での生」。

 

再生した自分に合う環境・人間関係・在り方が待っているものです。

 

変化の途中では、旧世界の仲間から「離れないで。一緒に居ようよ」と

揺さぶりがあるかもしれません。

 

でも、青虫から蝶に自然と変態するように、

一度目覚めてしまうと進化は止まらないのです。

 

蝶だってサナギの中では不安だし孤独かもしれません。

 

でも、新しい環境や仲間はちゃんと揃っているものです。

 

蝶になったら、あんなに好きだった葉っぱには見向きもしない。

過去を感傷的に懐かしむこともない。蜜を味わう生活を送ります。

 

それが、本当の自分を思い出す「変容」なのかもしれません。

 

そして、変容は一度きりではなく何度か訪れるものです。

 

何度かの脱皮や変態を経て「本来の自分」という

最終目的地を目指していく。

 

私自身は完全に「変態パターン」を数回経験しています。

初めの頃は本当に怖かったし、神様に恨みつらみをぶつけたことも。

 

でも、何度か体験したきたからこそ思うのですが、

キツイ変容の先には「新しい自分の世界」「新しい仲間」が

絶対待っている。そう思うと何気に楽しみになってきているのも

正直なところ。

 

「人生はそう捨てたものじゃない」と思えてきますよね。

 

今日も読んでいただいてありがとう♪  ご参考までに(^^)/