星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

親と子の距離の取り方 その壱

 

 

こんにちは、晏藤滉子です。

 

最近、親子の距離感について考える機会を多くいただきました。

私の頭の中の気づきも含めシェアいたしましょう。

 

ちょっと一般論と違うかもしれませんが悪しからず。

あくまでも、「私の頭の中」のつぶやきです。

 

 

親と幼少期の子供。その距離感は親次第。

 

 

占星術では、年齢域という概念があります。

その年齢域によって鍛えられる星が特定される(万人共通で)

 

 

個人としての成長の流れを生まれた時の星図から

断片的に読むことができるのです。

 

「年齢域」という考え方において

0歳~7歳は「月に象徴される母親」の影響を最も受けると言われています。

 

その後の「年齢域」をみても

「誰かの影響を受ける時期」

というのは0歳~7歳のこの時期のみです。

 

また、幼少期に母親が身近にいない場合もあります。

その場合、母親的な存在や身近で世話をしてくれる人を当てはめて下さいね。

 

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子供なりに個性はもちろんあります。

好きも嫌いも自己主張もある。

 

でも、この時期の親子の距離は親側が主導権を握っています。

つまり「親の個性」がハッキリでるのです。

 

 

親と子の

一体化、管理、放任、依存など

「親の型」に子供は入れらます。

 

 

周囲からみたら、「子供が可哀そうじゃない?」と思われる

極端なケースもあるかもしれません。

 

実際、命を落としてしまう痛ましい事件も存在します。

命に関わるケースは別の機会にシェアいたします。

テーマが混乱してしまうので。

 

 

本題に戻りますね。

殆どの子供達は「親の型」を受け入れます。

 

子供にとって親は「命を守ってくれる人」だから。

 

傍からみると、

「厳しすぎる」「甘やかしすぎ」「可哀そう」な状況も、

子供的には不満でないことが多いのです。

 

それは、子供にとって「当たり前」の状況だから。

束縛も厳しさも放任も「当たり前」。

 

 

だから疑問や違和感はなかったりするのです。

 

 

当たり前を手放す時、反抗期がある。

 

当たり前だった「親の型」

そこに違和感を感じ始めるのは、

「比較するもの」と出会った時。

 

 

友人だったり、恋愛だったり、学校だったり

 

 

「当たり前の世界」と「他者の世界」が重なった時、

一気に違和感と疑問が満ちてきます。

 

 

「羨ましい」「妬ましい」から違和感を覚え、

今まで一体化された「親の型」に疑問を投げかけます。

 

 

「親と自分は違う人間なんだ」

細胞分裂するかのように、

猛烈な速さで「自分の型」「自分の巣」を創ろうとします。

 

 

過去ログでもシエアしましたが、

これが、反抗期と云われる時期です。

 

yasura7165.hatenablog.com

 

 

親との距離感を考える

これも反抗期の頃からスタートするのでしょうね。

 

 

乱暴な判りやすい言動はなくとも

内面の葛藤や違和感があれば、

それがその子にとっての反抗期。

 

内的対話で反抗期というトンネルを通過していくのでしょう。

 

 

そして、反抗期は30代40代になっても起きうることだったりするのです。

 

本当の自分で生きようとする時、

幾つになっても反抗期のスイッチはONされるのですから。

 

反抗期を通過するには、

親子ともに大きなエネルギーを必要とします。

 

子供が中年になった頃の反抗期では親は高齢になっています。

 

 

通過するためのエネルギーが欠乏して、

落としどころが分からず断絶してしまったりすることも。

 

親子の距離感は他人よりも難しいと感じています。

 

 

今回のテーマは3回にわたってシェアいたしますね。

 

それでは、また明日(^^)