星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

意識の縮小と拡大、その2

前回の続きです。

 

心や身体が不安定な時、月を癒すことはとても効果的。

自分の月星座の特徴を知っておくことは大切だと感じます。

 

ただ、「現状維持」が居心地が良いからと言っていると意識が段々と縮小していくものです。個人の成長や進化の流れをせき止め、澱ませるといったイメージの「意識の縮小」。ある意味「変化を恐れることへの執着」かもしれません。

 

潜在意識側からすると「変化」はイヤなもの。

 

「変化を起こして冒険して危険な目にあったらどうするの!大人しくしてなさい!」という過保護な保護者のようなものです。

 

占星術では出生図を大元に常に「個人の成長・完成」を目指していきます。

星の影響をどう受け止めるのかはその人によって大きく違うものですが、年齢に応じて、その時の星の流れに応じて一人一人に試験問題(テーマ)が渡されます。

 

家族関係だったり

仕事だったり

生きることの楽しさだったり

お金の問題だったり

恋愛問題だったり

 

もちろん取り組み方は人それぞれです。(気がついても見ない振りする人も)

 

でも、宇宙からは「変化=成長・進化」という愛を基とした意思が常にあります。

 

それは自分を不幸にする星も意地悪する星もないということ。

(確かに激しい意見を感じる時はあるけれど)

 

人生の「困ったこと」は螺旋階段のように起こります。

同じテーマで困ったことが起こっても成長していれば対処する思考も行動も変わってきます。

 

例えば

友達と遊んでいる時におやつの「おせんべい」が最後の一枚になって・・・

 

ちっちゃい頃は取られて悔しくて

小学生の頃には、友達の目を盗んでちゃっかり自分のものに

もう少し大きくなったら半分にシェアして楽しい時間も共有する。

 

小さいことも大きいことも含めて「成長=変容」は常に在るということを宇宙は教えてくれます。

 

そこで・・・心身共に月星座でリフレッシュした後は「意識の拡大」に注目することが循環として大事になってきます。

 

それには太陽星座の性質を把握することが近道かもしれません。

太陽星座に関しては「12星座占い」で「自分は○○座」とご存知の方も多いですよね。

 

太陽は「人生の目標・自己表現・創造・命を運ぶ力」などの特性を表します。

そして、月は女性性を表すことに対し太陽は男性性を表します。

誰でも内なる部分に男性性・女性性をあわせ持っているものです。

 

月で守り、太陽で前に進むこと

 

そのバランスを取ることは「生きることの土台」を堅牢に、時として柔軟にすることにも繋がります。

 

しなやかな強さを内なる自分に見出した時、「変容」を本当に楽しめるようになるかもしれません。