毎日、朝の始まりは一日分の「白湯」をつくることから。
やかんを火にかけ、蓋をあけ風を当てながら(換気扇のこと)沸騰15分間。
少し覚ましたあと(私の体質はぬるめ)、ゆっくりいただくのですが、
今朝はぼーっとした頭でぼんやり考え事。
白湯をいただく目的は、
アーユルヴェーダ(インド伝承医学)における
三つのドーシャ体質のバランスをとること=心と身体の健康。
白湯こそが、水・火・風のバランスがとれた飲み物と考えられています。
ドーシャ体質は
ヴァータ:風
ピッタ:火
カパ:水で表し、
性格・体質食べ物の良悪傾向etcを表します。
二区分(男・女)・三区分(活動・柔軟・固定)・四区分(火地風水)
と天体の配列分類されています。
アーユルヴェーダはもともと、古代哲学の要素が根っこにあるので、
共通することがあるのは当然。
私の感覚ではドーシャ体質は占星術の三区分がしっくりくる・・・と考えます。
活動=ピッタ=火、柔軟=ヴァータ=風、固定=カパ=水
このバランスを均等にとることが「人間の正しい生き方」としてめざすところ。
「正しい生き方」なんていうと、堅苦しい表現ですが、要約すると
「偏っていると、偏ったぶんだけ煩わしい事が起こりがちになるよ。振り回されちゃうよ~」
アーユルヴェーダは、インドの生活習慣に沿ったアドバイスをしているので、
ちょっと食べ物など馴染み辛い部分は確かにありますが、意識の持ち方などは
「なるほど」と今の私たちに共通する部分も多いです。
星も数も古くから伝わるものは「全体性」を感じられます。
長くなったので、とりあえず・・・今朝のひとり言でした。