星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

尊厳を守ることと自粛生活

お題「#おうち時間

 

こんにちは。

 

今回は今週のお題「おうち時間慣れましたか?」をテーマにシェアいたしま

しょう。

 

もう3か月近くになりますよね。

3か月といえば何事も習慣化してくるポイントです。

 

貴方は慣れましたか?(^^)

自粛生活の巣作りは快適でしょうか?

 

私自身は実のところ生活の変化はあまりありません。

「おうち時間」大好きだし、食材があれば引きこもりも喜んで♪なタイプだから。

 

とは言っても、それは平時の話。

自分で家にいる事を好んで選択するのと、「家に居なければいけない」は意識の上では全く違います。

 

選択か強制かは大きな違いですよね。

 

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日常生活が大きく変化した方にとっては、適応するだけでも大変なことだと思います。

 

今はネット社会。SNSなどの発信を見てみると、やはり変化を感じます。

 それは「自分はどう感じるのか」という自分主体の考え方が中心になっている。

 

好き、嫌い、こうしてほしい

自分の気持ちを吐き出したい、聞いてほしいという思いを強く感じます。

 

これは自己中心的で我が儘になったとは決して思いません。

今まで覆い隠してきた思いや感情が溢れ出してきた結果かと。

 

何故なら、「おうち時間」では自分と向き合う事が必須だから。

 

この3か月、従来の生活で上手くやっていくための小ワザやノウハウとは

一旦切り離されています。

 

友達とのランチの息抜きも、ショッピング、外での趣味、

合コンやデートなど・・・・従来の生活を成立するための要素が不可になった。

 

それだけに家族との問題も浮き彫りになるし、自分の感情の処理の仕方が分からなくなってしまう。

 

まして、他人軸で「良い子」になっていた場合は、その拠り所を失ってしまうことに。‟あなた好みになりたいアピール”など他者の為の女子力(男子力)は何だか遠い昔のよう。

 

今までの世界と一旦切り離されたのですから・・・無理もありません。

 

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その後のおうち時間。家族と同居の人、一人暮らしの人・・・

それぞれ“最小単位の関係”で生活してきました。

 

その中で共通するのは、「今自分は何を感じているのか」だと思うのです。

 

何気ない幸せかもしれないし、不安や不満かもしれない

少なくとも、「今、相手は自分にこれを望んでいる」よりも「今、自分が感じていること」がクローズアップされている。

 

クドイようですが・・・これは自己中や我が儘ではありません。

取り繕わない自分は何を感じているのかを自覚することは、とても大切な事。

 

何を好み、何を嫌うのか、どうしたいのか。

その自覚は自分の尊厳を守ることに繋がります。

 

そして、非常時においては自己防衛は本能で発動します。

だから、自分の尊厳を守る思考回路は自然な流れ。

 

その上で、相手に対し自分が出来ることを考える「人間としての美意識」が

現れてくるのです。

 

先ずは「自分の望むもの」「もう戻りたくないもの」と向き合った3か月間だったのかもしれません。

 

それがどう変化していくのか。自粛期間を終えた後もそれは水面下で拡大していくことになると思うのです。



今日も読んで下さってありがとうございます。  それではまた(^^)