星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

2020.3.20 春分に寄せて

 

本日、春分の日を迎えましたね(^^)

 

春分は暦的な捉え方が一般的ですが、

占星術では一年のスタート。‟お正月”の意味合いがあるのです。

 

現行の太陽が牡羊座に入った時が「春分」。

 

別の捉え方では、‟春分”に蒔いた種を育み‟夏至”で大地に根付かせる、

そして“秋分”で収穫。そして“冬至”では次の年の為、大地を整え準備を

していく流れです。

 

春分星図からのイメージは、

主に秋分までの出来事に色濃く反映されます。

 

春分に寄せて

 

この時期、インパクトの強い体験からスタートするようです。

 

貴方にとって、生き方を見直す事を余儀なくされるような、

同時に「新しい生き方」を開拓していかなければならない

「何らか」のこと。

 

それはガラッと意識が変わるような体験なのかもしれません。

 

そういうと、とても怖がらせてしまうかもしれませんが、

「新しい自分」を創造する時には、必ず「古い自分」をそぎ落としていく

ものです。

 

「古い自分」に拘って、身に纏っていては軽やかに前に進めない。

ならば、脱いでしまいましょうという意味合いです。

 

だから、インパクトがある事といっても転機を促す為の

「良薬口に苦し」なのです。

 

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時期的なことで云えば、

星の審判と云われる‟土星”が水瓶座に入る3月22日ごろから。

 

社会や個人の価値観が大きく変わるタイミングです。

 

今までのステイタスだったものが廃れ、オリジナルな生き方を目指す。

上下の管理社会が、横の対等な人間関係で成り立っていく

理屈や正論ではなく「面白そう」みたいな直感が重視される

働き方なども当然大きな変化を迎えるはず。

 

「個」を社会に打ち出し、他者と対等に繋がること。

 

その流れに逆行してきた人にとっては、今までの概念を変えていく

ことですから、相当強いインパクトを何らかの形で受け取るのかも

しれません。

 

その強い流れは4月に入る頃まで影響を続けます。

ただ、4月ごろには貴方は「渦中のその先」が見えてくるようです。

 

今、何をするべきか、どうすれば最善なのか

新しい自分を創造することに覚悟が決まるのかもしれません。

 

とても、抽象的な言い方ですが、

その「腹が据わる」までがこの一年にとって一番大切なことです。

 

それが決まれば、追い風はちゃんと心地よい形で吹くものです。

 

ただ、初夏から秋にわたり、影響力の強い星が動きを変えていきます。

 

それは、旧世界でやり残した残務処理が続いたり、

自分の内面と向き合う必要性があったり・・・

「この方向で大丈夫かな」と行き詰る感があるかもしれません。

 

でも、この時期にそれを感じているならば大丈夫です。

ちゃんと宇宙の流れに乗っている証拠。

 

時期が来たら、物事はスムーズに流れ出します。

 

実際、秋から現実が動き出す人も多いかもしれません。

 

先ずは「腹を据えること」、それに意識を慣らしていくことが

大切なことのようです。

 

古い概念の世界にしがみつかないように、

それが一番の痛みになる筈です。

 

そして新しい概念を創造する時期は、体調と共に心と頭を柔軟に

していくことが先決です



                          以上です。