星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

頭が望むこと、ハートが望むこと

 

こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日は、「本心が望むことを無視すると、ちゃぶ台をひっくり返す

ような事が起こる」(長いっ!)をテーマにシェアいたしましょう。

 

これは、大人になるほど実感される方多いのではないでしょうか。

 

頭が望む事とハートが望む事の違い

 

頭が望む事とは、「顕在意識の領域が望むもの」

ハートが望むことは「潜在意識の領域が望むもの」

と言い換える事ができます。

 

頭の望むことは・・・

「自分を守る為にはココを目指した方が良いだろうな」

「こうだったら私は安心なんだよな」

 

今まで生きてきた中で、貴方が学習してきた「思い込み」と

不安ベース」が主軸です。

 

思い込みとは「○○しなくちゃダメ」であり、不安ベースとは

「社会の中で孤立してしまうかもという恐れ」だったりします。

特徴としては、その望みをイメージしてもときめかないこと。

 

一方、ハートが望む事は・・・「魂が望むこと」

つまり、理屈抜きに魅かれるのです。自覚がないうちは自分から好む

というよりも、導かれるといった感じかもしれません。

 

ただ、幼少期は「ハートが望む事」が優位です。

子供はボキャブラリーが少ないので「保母さん」「スポーツ選手」

「運転手さん」などと表現しますが、「人に貢献する」「自己表現」

「自由」などその仕事のエッセンスを無意識に拾ってくることが多いのです。

 

そうは言っても、知恵がつくと「大人受けする返答」をする場合も

ありですが('◇')ゞ

 

それが、大人になるにつれ自分の置かれた環境や学習から

「頭の望む事」が勢力を伸ばしてくるものです。

 

未来の職業選択についても「生活が安定しそう」「親が喜びそう」

「自分の学力ではこれくらいかな」とハートの望む事に上書きを

してくるのです。

 

ハートの声はピュアで小さい声ですから、

頭の声にかき消されてしまう感じでしょうか。

 

頭とハートの望むことが違う場合、ちゃぶ台返しが起こる

 

大人になって「頭の望み」に支配される頃、ハートの望みは

貴方の奥底に沈んでいます。両者が同じ、もしくは「方向性が同じ」

の場合違和感は感じられないことでしょう。

 

ただ真逆だった場合、厄介なことになるのです。

 

例えば、頭が望む事として・・・堅実に働いて、リタイアしたら縁側で静かに

お茶を飲むようなのんびりした生活がしたいな。

 

ハートの望みが・・・

自分を思う存分表現して仕事で充実感味わいたい。社会との接点は失いたくないから一生現役を目指したい

 

生き方としては真逆ですよね。

でも、これくらい真逆な方は結構多いものです。

それだけ巧妙にハートからのサインを観ない事にしているから。

 

そこで、起こりがちなのは「ちゃぶ台返し」となるのです。

(意味不明なら「ちゃぶ台がえし」をググってね♪)

 

要は、今まで積み上げてきたものに癇癪を起し、

全てひっくり返して状況を逆転しようとする衝動行為。

 

その原因は「ハートの望む事」のパワーの強さから。

潜在領域の半端ない強さです。

 

ちゃぶ台返し」を避けるには

 

ハートの望む事は、そもそも魂の設定です。

設定では「こういう事を望み、実現しようとするシナリオ」が組み込まれ

それが具現化するようになっています。

 

占星術自体、「魂のシナリオ」です。でも行動するのは「自分」。

その「自分」がシナリオとかけ離れたアドリブばかりになると

イエローカード」や「レッドカード」が出る事に。

 

「本当の望みはソレですか?」

と衝動や現象でサインを送ってくるのです。

 

「頭の望む事」が叶った時、それはそれで幸せを感じるのです。

だって自分の頭が望んでいたことだから。

 

でも、頭とハートの望むことが真逆だった場合には

お約束の事が起こります。

 

あんなに望んだことなのにモヤモヤする

活力が湧いてこない

此処が自分の居場所なのか分からなくなる

その環境にいると自分が幽霊になったような感覚(存在が希薄)

 

望んだ世界が色褪せてきて、ここではない何処かへ行きたくなる衝動。

それがちゃぶ台返しなのです。

 

自然な心の流れなのに、実際そのようになったら自分も周囲も

困惑することは明らか。

 

だからこそ、「ハートの望むこと」を叶える事は最優先にして

欲しいのです。特に若い方には順番を間違えないでほしい。

 

この例えで言えば、

「自分を思う存分表現して仕事で充実感味わいたい。社会との接点は失いたくないから一生現役を目指したい」を優先的に。

 

先ずは「野心」を十分に満たしたその後で、

頭の中の望みを実現させるのです(それを望めばね)

 

それが一番の「ちゃぶ台回避策」だと思います。

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でも、魂の望みとか言われてもという方が多いことでしょう。

確かに占星術とかで傾向はわかるもの。

でも、「自分」で知る事は出来るのです。

 

自分と向き合う時間も大切ですが、

「本当の自分で生きたい」と決めると不思議な事に

「魂の望む事」と日常生活で縁が繋がりやすくなるものです。

運命的導かれ感が出てくるものです。

 

人からのアドバイスかもしれないし偶然の出会いかもしれないし。

そのアンテナだけは忘れずに立てる事がベストです。

 

そして、頭の中の望みが本心なのか、単なる思い込みなのか

ノートに書くなり頭の中の棚卸も有効な手段でオススメです。



 

今日も読んで下さってありがとう♪   ご参考までに(^^)/