こんにちは、晏藤滉子です。
今回は「サレンダー」をテーマにシェアいたしましょう。
サレンダーとは・・・
サレンダーとは、降参、手放し、委ねるのような意味があります。
心理学とかスピ系でよく聞く言葉です。
「もう、お手上げ状態。どうにでもして!」
そんな意味合いでしょうか。
ある意味、敗北者を表す言葉。
でも、個人的には「敗者復活の為の最強の言葉」と感じています。
***********
「もうお手上げ状態」になるまでには「戦い」があったはずです。
そこまで追い詰められる状態になるという事は
それだけ心の修羅場を何回もかいくぐってきたことでしょう。
でも、サレンダーになるしかなかったのですよね。
理不尽な戦いに対して、自分の尊厳を守る事が出来なかった苦しさは
当人しか分からないものです。
でも、「もうこれ以上続けではダメだ!」と自ら決断し手放し
行動に移す事は敗者復活での道が開けた証拠です。
ここでの敗者復活とは同じ状況の内での復活ではありません。
ある意味、次のステージに向かう為の通過儀礼です。
次のステージに行くには今までの
エゴや概念(思い込み)は邪魔になるだけ。
そこに執着していては次の扉が開くことはあり得ません。
次のステージへ行くその為に、
全てを投げ出しサレンダーしたのです。
全てを天に委ねて降参した者にこそ、
次の扉のパスワードが授けられます。
先ずは、戦い疲れたガチガチの身体を癒し緩めてあげる事。
脱力して流れの緩やかなところまで何とかたどり着きましょう。
そこから、貴方の次のステージを始めればよいのです。
************
「サレンダー」は負のイメージがあるようです。確かに痛いです。
個人的な経験ですが私自身も、サレンダーした経験があります。
今まで私を守ってきたものが全て敵になり、会話すらも通じない。
闘う事を放棄し「自分のいた世界」から完璧に身を引きました。
新しいステージの扉の向こうでは、取り巻く人間関係は総入れ替え。
紆余曲折ながらも、今の私は“幸せ者”だと断言できます。
もしも、あの時サレンダーしなかったら。
勝ち負けに執着し続けていたら・・・
私の尊厳を自分自身が壊してしまったかもしれないと思います。
貴方を貶めるような戦いは貴方の人生には不要です。
そんな戦いに勝ったとしても残るのは傷ついた自分だけ。
自分の尊厳を守る為のサレンダーはある意味勇者の証。
誰が何といおうと、自分を守り切ったのですから。
貴方が輝く世界の鍵はサレンダーした勇者に渡されるのです。
今日も読んでいただいてありがとう♪ それではまた(^^)