星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

サレンダーは勇者の証

 

こんにちは、晏藤滉子です。

 

今回は「サレンダー」をテーマにシェアいたしましょう。

 

サレンダーとは・・・

 

サレンダーとは、降参、手放し、委ねるのような意味があります。

心理学とかスピ系でよく聞く言葉です。

 

「もう、お手上げ状態。どうにでもして!」

そんな意味合いでしょうか。

 

ある意味、敗北者を表す言葉。

でも、個人的には「敗者復活の為の最強の言葉」と感じています。

 

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「もうお手上げ状態」になるまでには「戦い」があったはずです。

 

そこまで追い詰められる状態になるという事は

それだけ心の修羅場を何回もかいくぐってきたことでしょう。

 

でも、サレンダーになるしかなかったのですよね。

理不尽な戦いに対して、自分の尊厳を守る事が出来なかった苦しさは

当人しか分からないものです。

 

でも、「もうこれ以上続けではダメだ!」と自ら決断し手放し

行動に移す事は敗者復活での道が開けた証拠です。

 

ここでの敗者復活とは同じ状況の内での復活ではありません。

ある意味、次のステージに向かう為の通過儀礼です。



次のステージに行くには今までの

エゴや概念(思い込み)は邪魔になるだけ。

 

そこに執着していては次の扉が開くことはあり得ません。

 

次のステージへ行くその為に、

全てを投げ出しサレンダーしたのです。

 

全てを天に委ねて降参した者にこそ、

次の扉のパスワードが授けられます。

 

先ずは、戦い疲れたガチガチの身体を癒し緩めてあげる事。

脱力して流れの緩やかなところまで何とかたどり着きましょう。

 

そこから、貴方の次のステージを始めればよいのです。

 

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「サレンダー」は負のイメージがあるようです。確かに痛いです。

 

個人的な経験ですが私自身も、サレンダーした経験があります。

今まで私を守ってきたものが全て敵になり、会話すらも通じない。

闘う事を放棄し「自分のいた世界」から完璧に身を引きました。

新しいステージの扉の向こうでは、取り巻く人間関係は総入れ替え。

紆余曲折ながらも、今の私は“幸せ者”だと断言できます。

 

もしも、あの時サレンダーしなかったら。

勝ち負けに執着し続けていたら・・・

私の尊厳を自分自身が壊してしまったかもしれないと思います。

 

貴方を貶めるような戦いは貴方の人生には不要です。

そんな戦いに勝ったとしても残るのは傷ついた自分だけ。

 

自分の尊厳を守る為のサレンダーはある意味勇者の証。

誰が何といおうと、自分を守り切ったのですから。

 

貴方が輝く世界の鍵はサレンダーした勇者に渡されるのです。



今日も読んでいただいてありがとう♪ それではまた(^^)