星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

私がいなくちゃダメな世界



こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日は2月でありながらとても暖かい日でした。

今年は雪をみることもなさそう。

 

やはり季節のお約束がないのは寂しいものです。

そうは言っても花粉症の到来は間違いない。

そろそろ花粉症シーズン本番ですね(-"-)



さて、今回は「自己承認欲求」についてシェアいたしましょう。



「自己承認欲求」は誰でも持っている

 

自己承認欲求とは「認められたい」「必要とされたい」を

追う事。自分以外の人間がいれば多かれ少なかれ発動する欲求。

 

これは子供の頃から馴染みがある欲求なのではないでしょうか。

 

弟や妹が生まれたら急に「赤ちゃん返り」したり、

母親に褒めてもらいたい。クラスメイトに一目置かれたい。



大人になればなったで、

 

仕事で評価されたい

家族から必要とされたい。

私が一番に選ばれたい。

モテたい!

 

そもそも自己承認欲求は悪者ではないのです。

誰でも持っている心の叫びのようなものです。

 

正直、嬉しいですもの。認められることって。

その為だったら努力だって出来るし、励みにもなる。

 

ある意味、行動に繋がる感情です。

 

ただ・・・、これが足かせになる場合があるのです。

 

自己承認欲求が暴走する時

 

それは、自己承認欲求が過度になり暴走した場合。

一時的に良くても、結果は痛みを伴う事になる傾向が。

 

暴走するとは、「自分がいなくちゃダメな状況」を創ること。

 

自分が必要とされる状況を無意識に創ってしまうのです。

状況というよりも、そのような人間関係を構築してしまう。

 

現実において、自分を絶対的に必要とするような人、

依存するような人が周囲に配置されるのです。

 

あくまでも無意識の支配下ですが。

 

自分が居なくては廻らない会社

自分が居なくては何も出来ない家族

自分が居なくてはダメになってしまうパートナー

 

本人は望んでいないと思っていますが、

無意識の領域では望んでいるのです。

 

認められたいから・・・

 

全部背負い込み「私がいなくちゃ」となると

俄然頑張るタイプです。実際その能力もありこなせてしまう。

 

それが、生きる張りになっている時は頑張れるものです。

同時に周りの評価も高くなるので尚更です。

 

日本人はそれを美徳と捉えますから。

 

でも、バランスが偏った関係性は長続きするものありません。

 

関係性のバランスは、エネルギーのバランス

 

自分の世界は、一人称の世界です。

「私はこれが好き」「私はこれを望む」など自己中心の世界。

自分の中でエネルギーを循環していくイメージです。

 

一方、対人との世界では自分以外の人とのエネルギー交換がポイント。

それは二人称の世界です。

 

与えると受け取るエネルギーが等しい時にこそ対等な関係性が成立する。

 

でも、「私がいなくちゃの世界」にいる間は、

本人のエネルギーは駄々洩れになってしまう。

一方的に与えるのみという偏りです。

 

決して対等とは言えない関係性。

それは疲弊した時痛みを伴ってくるものです。

 

こんなに消耗しているのに誰も感謝しない。

当り前だと思っている。私を何だと思っているの?

 

そんな関係性は脆く崩壊しやすくなります。

 

相手を自己承認の為のツールにしないこと

 

メッチャ辛口ですが・・・

そもそも「私がいなくちゃ」はとても傲慢な在り方です。

 

「本人以外の誰かがいなくちゃいけない問題」を神様は与えません。

その人の課題は当人にしてもらうのが筋です。

そうは言っても、介護とか病気の方には求められるものではない。

 

でも、根っこのカラクリが分かったら「沼」にはハマりません。

 

その事を理解した上で、決して関係性を断つということではなく、

今度は相手からエネルギーを受け取る練習をしてみることです。

 

自分の負担に感じる仕事を頼む

休みたいから家事は手抜きするor手伝ってもらう

本音の感情を伝える

NOといってみる

弱音を吐き協力を頼む

全部背負い込みたくても背負わない



周囲を信頼できないということは、

周囲の人を自己承認の為のツールにすることです。



***********

 

「自分がいなくちゃダメな世界」は偶像に過ぎません。

 

それよりも「共に在る世界」を描きましょう。

 

与えるものと受け取るもの。

 

そのバランスをとる事は、

人間関係も仕事も、お金環境も等しく影響を受ける事かもしれません。

 

自分の人生をもっと底上げしましょう。自分の為に(^^)



今日も読んで下さってありがとうございます。 

ご参考までに(^^)/