星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

蠍座新月によせて

 

こんにちは、晏藤滉子です。

 

本日28日に新月を迎えました。

今日はこの新月をテーマにシェアいたしますね。

 

前半は、「蠍座新月の願い」に相応しいキーワードなど、

後半は、星図からのメッセージをお伝えします。

 

蠍座新月新月の心構え

 

蠍座新月とは、ホロスコープ上で、蠍座エリアに月があるということ。

 

「融合の中から新しいものを生み出す」

そのテーマに絡め、種まきしていくのが蠍座新月です。

  

新月ですから、月と太陽はピッタリ重なっている位置関係。

この配置では、月(感情)と太陽(目的、自己表現)は、

強く作用し合うのです。

 

 月と太陽でしたら、

感情×目的=願望達成となります

 

 巷では「新月の願い」とか言われますが、

おまじない的なものではなく、占星術的には意味のあるものです。

  

もし、貴方が「新月の願い」をかけるならば、

蠍座の得意な分野でアプローチするのが有効です。

 

蠍座のキーワードは

変容、復活、許し、絆、直観力、パートナーシップ、政治力、ビジネス、執着、嫉妬、罪悪感、自制心

 

後半で、星図からのメッセージをお伝えしますが、

 

自分自身や他者との信頼関係を深めること、

感情の深みから抜け出し、変容の道程を信頼できるように。

 そのような願いが届きやすい時です。

 

自分と内面と共に、他者との関係性に

意識を向けてみるには最適な新月です。

 

半年後の蠍座満月の時に答え合わせをするためにも

手帳などに書き留めて置く事オススメします。

 

蠍座新月によせて

 

創造前夜、全ては水面下で起こる。

蠍座新月星図からのメッセージです。

 

この時期、貴方の内面が舞台となります。

内面とは、本来ならば水面下のこと。舞台裏ということです。

けれども、この半月の間それは反転し、

舞台では、貴方の内面の声が主人公となります。

 

もしかしたら、今この時期テンションが下がっている、

閉塞感を感じている方は多いかもしれません。

 

其処へ至るには何らかの出来事があったはずです。

現実の壁にぶつかる

アイデンティティー(立場)を失う

身動きが取れなくなる

 

貴方は、「強い志さえあれば」と思っていたかもしれません。

けれど、現実は違う。と思い知った「何か」があったのかもしれません。

 

今、内面劇場では「葛藤」がテーマとなるようです。

 

「もう、諦めてしまおう」

「いや、もっと強くなりたい。現実さえも変えるほどの力が欲しい」

内面劇場では複数の貴方の声が主張を繰り返しています。

このまま行っても勝算はあるのだろうか。

不安にかられる夜も多いかもしれません。

 

ただ、今の忍耐や辛抱を要求される状態は、とても偏っている状態です。

振り子の原理で言えば、その偏りを反対に振り切ろうとするタイミングが

待っているのも現実です。

 

11月半ば以降は、

反対に振り切ろうとする力が沸き起こる時期ともいえます。

今の時期、主役は「内面のあなた」です。

水面下から水面に上がる時、どのような「存在」で登場するのか思案の時。

 

一見、暗闇の中を歩くような時期ですが、新しい創造の前には

必ず訪れる通過儀礼のようなものです。



前述「勝算はあるのか」の答についてですが・・・、

水面下での意識の方向性で、次に創造される世界は大きく変わる。

つまり勝算は十分あり。

 

蠍座のテーマは「死と再生。ギリギリからの復活劇」です。

苦しい体験をしても、水面下に潜り変容をとげて復活するのが蠍です(^^)

 

                             以上です。