こんにちは、晏藤滉子です。
朝夕だいぶ過ごしやすくなってきましたね(^^)
私個人的に、秋と共に降りてくるテーマが
「一人の時間を慈しむこと」
個の時間を愉しめる人は、他者との楽しい時間も共有できるということを
テーマにシェアいたしましょう。
子供の頃、「おひとりさま」の向こうに大人の世界が見えた
早速質問ですが・・・
「貴方は一人で外ごはんを楽しめますか?」
結構、答が分かれますよね(^^)
とても、交友関係の広い友人に何気に聞いたところ
「一人でお店入りたくないよ。それだったら家まで我慢しちゃう」とのこと。
いつもの様子を知っているだけに、とても意外。
きっと、その女性は人との交流の中で楽しさを見つけるタイプなのでしょう。
それもアリ♪
私は、全然ひとりでも平気だし楽しめる「YESおひとりさま派」です。
行きたい場所には何処へでもOK。
「おひとりさま」大好きです。
でも、30代半ば頃までは「おひとりさま」が全くダメでした。
自分の意志で行動できない、今とは真逆なキャラだったせいか(汗)
その反動が「今の私」なのかと妙な納得です。
でも「おひとりさま」というと、
とても印象に残っていることがあります。
作家の向田邦子さんがご存命の頃
テレビでの対談か、エッセイなのか、
記事なのか定かではありませんが・・・
向田邦子さんがまだ世間の認知度が低かったころ、
有名な和食の老舗に一人で来店されたそうです。
女将が、若い女性が一人で来店されるのも珍しいけれど、
「何よりゆっくりと食事やお酒を楽しむ姿が大物だった」
「いつか大成する人だろう」と、ご本人にも伝えたそうです。
そのくだりが印象的で、子供だった私でも「かっこいい!」
「素敵な大人の女性」のイメージとして勝手に頭に焼き付けました。
まだまだ当時は「NOおひとりさま派」でしたが、
私の深い部分、心の琴線には触れたのでしょうね。
今でも、ひとりで食事をする時には
ゆったりと丁寧に、そのイメージを意識していますから。
「YESおひとりさま派」は隠れたお付き合い上手
「NOおひとりさま派」の社交性は分かり易いものです。
人と時間を共有する事から楽しさを表現できる人だから。
「犬」のような人懐っこい傾向があるかもしれませんね。
それでは「YESおひとりさま派」は社交下手なのでしょうか?
私の考えですが、
「YESおひとりさま派」は隠れたお付き合い上手ということ。
「隠れたお付き合い上手」とは、
その付き合い方を好む人とは、とても自立した関係を構築できるのです。
つまり「猫」のような。
自分は自分で楽しむ
相手は相手で楽しむ
お互いを尊重したその上で
「二人の共有する時間を十分楽しみましょう」
シックリ噛み合えばとても良い関係性が創造できるのです。
でも、好みが分かれるでしょうね。犬派と猫派ですから(^^)
どちらが正解なんてありません。
シェアしたい事は、個の時間を大切にするからと云って、
必ずしも他者と良い関係性が創れないというのは誤解ということ。
価値観や優先順位に多様性が見られる「今」、
色んな状態が受け入れられやすいというのは
「生きやすい」と言えるかもしれませんね。
「おひとりさま」のように、
昔の「とんでもない」が何十年かで「当たり前」になる世の中ですから。
今日も読んで下さってありがとう♪ ご参考までに(^^)/