こんにちは、晏藤滉子です。
今日は、ちょっと荒業ですが
「関係性を創ることが現実を変える鍵」をテーマにシェアいたしますね。
自分と他者の関係性は曖昧で変化する
親と子、夫と妻、先生と生徒など、
「立場」として関係は一般化されています。
役割のタグ付けのようなものですね。
これは、立ち位置が変わらない限り不変です。
一方、
自分と家族は友達のようだ
自分と友人は信頼できる仲間だ など、
自分と他者(ひとりでも、複数人でも)が存在すると
特有の「関係性」が創られます。
「関係性」というのは
その人間関係に流れる空気感、世界観、色合いのようなもの。
「関係性」は移ろいやすいものです。
良い時も悪い時もあり、同じ関係でも変化し続ける。
関係性が心地よくない時、
「人間関係で悩む」こととなります。
厄介なことに自分が悩んでいても、
その相方は気にも留めていないことが多々あったりします。
数年経て、お互いの精神年齢が高くなって(人間が丸くなって)
良い関係性が創られることもあります。
関係性は変化するものです。
その要因として状況や出来事だったり、双方の言動だったり、
「何らかのキッカケ」から、関係性は生まれたり変化します。
例えば、
仕事で失敗した→信頼ゼロになった関係性
浮気された→嫌悪感しかない関係性
事実が先で、それを基に関係性が出来上がる。
だから、簡単に移ろいやすいし、振り回されやすいのです。
人間関係の修復を強く願う時
人間関係が悪化した時、
「もう、切れてもいいや」と思う場合もあることでしょう。
反対に「壊れた関係を修復したい」と思う人もいることでしょう。
どちらが良いか悪いかの問題ではありませんが、
「関係性を切る」は簡単です。行動に移すだけですから。
問題は、関係修復を本心から願う場合です。
「自分が変わりさえすれば・・・」は注意しないと卑屈になったり、
加害者、被害者意識の無限ループにはまりがちです。
そして、相手を変えることは出来ません。
正論で説得することもその場しのぎになりやすい。
それは、関係性が変わっていないから。
その関係性に合った現実が再び起こりやすくなるのです。
だから、「関係性を変える」ことが先決となってくるのです。
望む関係性を基に事実を創ってみること。
他人を変えるという事は出来ません。
自分のパターンを変える事も難しいことです。
それよりも、関係性だけに意識を集中してみることが大切。
双方の間の「今見出している関係性」を創りなおす事。
自分と相手の間に大きなシャボン玉のようなものがあるとして
その中に満ちている空気感を変えていきます。
強いイメージング(思い込み)が必要ですが・・・。
例えば、
仕事で失敗した→信頼ゼロになった
今、見出している関係性は「不信感」
望む関係性は「適材適所で各々の能力を最大限に発揮する関係」
浮気された→嫌悪感しかない
今見出している関係性は「裏切り、不誠実、許せない」
望む関係性は「夫婦というより同志として共に生きる関係」
もしも、修復したいのなら
失敗したこと、裏切られたことの事実は一旦置いてください。
(これがムツカシイ(-“-))
忘れなくて良いのです。
貴方のパンドラの箱の中に入れて置いてください。
相手に望む関係性を宣言しなくても大丈夫。
話せる関係性になったらOKですが。
先ずは、望む関係性を意識して生活してみることが大事です。
その関係性を持っている自分として振舞う事です。
双方の間に流れる空気感が変わると観える世界も変化します。
そうすると、相手の言動や、自分が気に障ってしようがないことが
少しずつ変化し始めます。
ただ、「自分は執着しているのかな」と感じ始めたら
「関係修復のレール」から一旦降りてみることをおススメします。
続けることは貴方自身を痛める事になりかねないから。
また、関係修復を「本当の自分」が望んでいない場合があるのです。
途中下車をして、外の空気を吸ってみるのも良いことです(^^)/
今日は、ちょっと荒業でしたが、関係性を創り直すことが
人間関係修復のカギということをシェアいたしました。
ご参考までに(^^)/