こんにちは、晏藤滉子です。
今日は、だいぶ以前にある青年から聞いた
反抗期についての話をシェアいたしましょう(^-^)
以前、私が勤めていた所は
色んな年齢層の人たちがいました。
社員から大学生のバイトまでいましたから。
そこで、同世代の子供を持つ年長者はバイト君達に
「子供が何を考えてるのか」聞いたりすることも。
「娘が彼氏のところから帰ってこない。どうしたものかな」
「何考えてるのか全然わからない」
仕事の手を止めずに年長者は呟くのですが、
若いバイト君達は、意外と的を得たアドバイスをボソッと呟き返していました。
不思議な相談室ですね(^-^)
ある時、
「子供が、ひどい反抗期でまともに話も出来ない」という呟き相談が。
そこで、一人のバイト君が
反抗期の子供の本音を経験談として教えてくれました。
彼の反抗期の嵐は盛大だったようです。
その間、両親が、特に母親がイモムシに見えたらしい。
それまでは普通にしゃべってたのに
イモムシ(=母)に対して
何から何まで嫌になる
気配だけでイライラする
姿も見たくない
だって、母親はイモムシだから。
その嵐が5年くらい続いた頃反抗期は終わったそうです。
キッカケは・・・
“親と俺は全く違うんだって気づく”ことから、
母親は急にイモムシじゃなくなった。
(蝶になったの?って聞いたら苦笑い)
違うんだから、親の事分からなくても当たり前
違うんだから、分かってもらわなくてもいい
全く別の、違う存在だ
(当時彼はそう表現していました)
そうしたら、どうでも良くなってきて
今では普通に喋れるようになったということ。
今、彼の弟さんが反抗期真っ盛りだけれど、
親も兄である自分も「そっとしている」静観状態。
弟に自分の経験談を伝えるつもりはないみたい。
彼曰く「人に言われたって分かるもんじゃない。」とのこと。
その時、彼に聞きました。
「イモムシが蝶に変わる時って必ずあるの?
そのままイモムシのまんまってあるの?」
確かに自分や同年代の友人見てると
イモムシのまんまというパターンもあるらしい。
蝶になれずにイモムシのままか・・・親としては辛いだろうな。
↑
親世代だからイモムシに同調してしまいます
これは、心の学びとか無縁だったころの話です。
彼のあくまでもサンプル数1の経験談ですが、
ずっと記憶に残っていました。
反抗期の原因とか対処法とかいろいろ言われているけれど
彼のイモムシ説はリアルな本音。
思春期の子供が親から精神的に自立すること=イモムシから蝶になる
これを実体験として教えてくれたことはリアルな気づき。
机上の知識ではなくリアルな真理だと感じました。
だから、今でも心に残っているのですよね。
今、彼はどうしているのかな?
お父さんしてるのかな?
今日も読んでいただきありがとうございました♪
ご参考までに(^^)/